朝礼アプリ084ができるまで [前編]

朝礼アプリ084ができるきっかけ

新型コロナウィルスのワクチン接種が始まりましたが、感染者数は増加傾向の地域もあり、収束にはまだまだ時間がかかりそうですね。

ここでは朝礼アプリ084ができるきっかけに触れたいと思います。昨年の春、ある大学の研究室でのちょっとした会話のやりとりが朝礼アプリ084を作るきっかけとなりました。

コロナ禍での業務改善

当時は1回目の緊急事態宣言が明けた直後、研究の合間にコロナウィルスの話になりました。感染者数は一旦収まったものの、また次の波が来ることは容易に予想できました。

  「会社ではリモート勤務も進めているけど…」
  「どうしても現場でしかできない仕事はありますね」
  「現場でできるのは消毒やマスクぐらいしかないのかな」

そんな中、当時の現場にはコロナの影響で無意識のうちにピリッとした雰囲気があり、結果としてコロナ感染防止だけでなく事故や怪我も減る傾向があるという意見もありました。ただ、この雰囲気はいつまでも続くものではありません。会話や接触は減らさないといけない、その一方でメンバー間での意識や情報を共有する手段はやはり大切。世間の空気に頼るだけでなく積極的な業務改善を考えよう、ということになりました。

朝礼を見直そう!

現場での仕事の見直しの中で真っ先に上がってきたのが「朝礼」でした。これまでの朝礼は、メンバーが一箇所に集まって発言者が大きな声を張るのが普通でした。

  「まず『一箇所に集まる』のは良くないね」
  「大声を上げずにみんなに声が届く手段は?」

スマホを使った音声配信、クラウドサーバによる情報伝達、という基本アイデアは決まりました。さらに…

  「スマホなら、その場にいなくても参加できるよね」
  「写真や図面もみんなで見れるんじゃない?」
  「毎日のサインもスマホでできない?」

話は弾み、コロナ禍における朝礼サポートという位置づけから、ポストコロナの時代においても活用できる朝礼アプリという流れができてきました。

「昔からある朝礼を、スマホやクラウドといったIT技術を使ってどこまで新しいものにできるか」、「やらされている朝礼か、それとも積極的に参加する朝礼か」、すべてをIT技術で解決できるわけではありませんが、コロナだけでなくその後も見据えた朝礼アプリを作る作業がスタートしました。昨年5月下旬のことでした。

<後編に続く…>


4月1日から3ヶ月間は、プレビューリリース期間として朝礼アプリ084のサービスを無料でお試しいただけます。トライアルをご希望の方、会社様はこちらからお問い合わせください。